「金(ゴールド)が最高値を更新!」というニュースを見て、「今さら始めても遅いよね…」「もっと安い時に買っておけばよかった」とため息をついていませんか?
実は私も、全く同じことを思っていました。
数年前、私は楽天証券で**「月々たった2,000円」**の純金積立を始めました。 理由は「もし貯まったら、いつか本物の金の延べ棒に交換できたら面白いかも」という、かなり安易な下心から(笑)。
当時は1g=6,000円〜9,000円台。「1万円を超えたら一度やめよう」なんて思って放置していたのですが……
数年後の今、とんでもないことになっています。

平均取得単価は約8,147円。それが今や24,000円を超え、評価損益はなんと+91,822円にまで育ちました。
「月2,000円なんて意味ない」と思っていた過去の自分に、「よくやった!」と握手したい気分です。
今回の記事では、投資初心者だった私が「なぜ純金積立を選んだのか」、そして1g=2万円を超えた今、**「もし今ゼロから始めるならどう動くか」**を、実体験ベースで正直にお話しします。
私が「月2,000円」の純金積立を始めた理由
今でこそ利益が出て「成功」のように見えますが、始めた当初の理由は驚くほどシンプルで、少し安易なものでした。
私が金投資をスタートした理由は、主に次の3つです。
① 楽天証券で「ついでに」始められたから
もともと楽天証券で投資信託などを触っていたので、管理画面に「純金積立」の文字を見つけたのがきっかけです。新しい口座を作る手間がなく、いつもの画面でポチッと設定できたのが「ちょい投資」派の私にはぴったりでした。
② 「本物の金(現物)」に交換できるロマン
これが一番の理由かもしれません。楽天証券の純金積立は、一定のグラム数が貯まると、手数料を払って本物の「金の地金(バー)」として引き出せる仕組みがあります。 「もしコツコツ貯まったら、いつか本物の金の延べ棒を手に持ってみたい!」という、ちょっとした下心とワクワク感があったんです(笑)。
③ 「月2,000円」なら失敗しても痛くない
「金投資=大きな塊を買う」というイメージがありましたが、積立なら毎月2,000円から設定できました。 月2,000円といえば、飲み代1回分よりも安いです。 「この金額なら、もし金価格が下がっても勉強代だと思える」と考え、まずは負担のない範囲でスタートしました。
当時の投資スタンス
当時の金価格は1gあたり6,000円〜9,000円台。「いつか1万円を超えたらすごいな、その時に一度やめればいいや」くらいの、のんびりした気持ちで設定したのを覚えています。
この**「気負いすぎない設定」**こそが、その後数年間、相場の上下を気にせず放置できた一番の要因だったのかもしれません。
【運用実績公開】2026年4月時点で利益+9万円超え!
では、実際に私の楽天証券の画面を見ながら、どのような推移で資産が増えていったのかを整理してみます。
こちらが、2026年4月11日現在のリアルな数字です。
| 項目 | 内容・数値 |
| 保有グラム数 | 5.64568g |
| 平均取得単価 | 約8,147円 |
| 現在の買取価格 | 24,412円 |
| 評価損益 | +91,822円 |
「1万円を超えたらやめる」はずが…
積立を始めた当初、私は「金価格が1g=10,000円の大台を超えたら、一度利益を確定させてやめよう」と考えていました。
実際に1万円を超えたタイミングで、一度積立の設定をストップしました。しかし、そこから金価格は下がるどころか、地政学リスクやインフレの影響でさらに加速。気づけば2万円を突破し、現在の24,000円台まで駆け上がってしまいました。
少額積立の「複利」のような伸び
私が投資した元本は、月2,000円をコツコツ積み上げた合計約46,000円ほどです。それが今では、評価額が約137,000円。
利益だけで元本の2倍近くになっている計算です。
「月2,000円なんて、やってもやらなくても変わらない」と思っていた過去の自分に、この数字を見せてあげたいです。大きな元手がなくても、**「早く始めて、長く持っておく」**という時間の力が、ここまでの差を生んでくれました。
実際にやってわかった「純金積立」のメリット・デメリット
数年間「純金積立」を継続し、さらに大きな利益が出ている今だからこそ感じる、リアルなメリットとデメリットをまとめます。
メリット:「金の重み」が継続のモチベーションになる
最大のメリットは、やはり**「資産を持っている実感」**です。 投資信託だとただの数字に見えがちですが、純金積立は「今、〇グラム持っている」という実感が湧きます。 月2,000円という少額でも、着実に「金」という実物資産が積み上がっていく感覚は、投資を楽しく継続させてくれる大きな原動力になりました。
デメリット:意外と高い「手数料」と「交換のハードル」
一方で、冷静に考えると気になる点もありました。
- 買付手数料: 楽天証券の場合、積立金額に対して1.65%(税込)の買付手数料がかかります。投資信託(信託報酬)と比較すると、少し割高に感じます。
- 現物交換の壁: 楽しみにしていた「現物への交換」ですが、いざその時が近づくと、交換手数料や配送時の保険料などが意外とかかることに気づきました。
正直に言うと、「現物を手元に置くワクワク」よりも「手数料を払ってまで引き出すのはもったいないかも…」という現実的な考えが勝ってしまい、結局そのまま口座で保有し続けています(笑)。
結論:ロマン派か、効率派か
「いつか金の延べ棒を手にしたい!」というロマンを重視するなら純金積立は最高です。 でも、もし「1円でもコストを抑えて利益を最大化したい」という**効率重視なら、NISA口座で買える「金ETF」や「投資信託」**の方が向いているかもしれません。
私は「ロマン」から入ったおかげで放置して利益を出せましたが、これから始めるなら自分の性格に合わせて選ぶのが正解だと思います。
「今から」始めるなら、私はどうする?
1g=24,000円を超えた今の状況を見て、「今から金を始めるのはもう遅いですか?」と聞かれたら、私はこう答えます。
「一括でドカンと買うのはおすすめしません。でも、積立ならアリかもしれません」
取得単価8,000円台の恩恵を受けている私から見た、正直な戦略をお伝えします。
私は今「手を出していません」
正直に言うと、私は今、金の追加購入は一切していません。平均取得単価を大きく引き上げてしまうのが怖いですし、何より「これだけ上がった後で、さらに上がるのか?」という迷いがあるからです。
投資の鉄則は「安く買って高く売る」。今の価格は、客観的に見ても「歴史的な高値圏」にあります。
もし私が「今ゼロから」始めるなら
それでも、金という資産はインフレや地政学リスクに強く、ポートフォリオに数%あるだけで安心感が違います。「金を持っていない不安」を解消するために今から動くなら、私は以下の2択で考えます。
- 選択肢A:やっぱり「少額積立」から(月1,000円〜) 一括で買うと高値掴みが怖いですが、積立なら価格が下がったときに多く買える「ドルコスト平均法」が効きます。当時の私のように「月2,000円」程度で、上がっても下がっても気にせず数年放置するスタンスです。
- 選択肢B:新NISAを活用して「コスト重視」で 純金積立の手数料が気になるなら、新NISAの成長投資枠を使って、信託報酬(管理コスト)が安い**「金の投資信託」**を選びます。これなら利益に税金もかかりませんし、100円からでも始められます。
「いつか」を待つより「少しずつ」
私が8,000円台で買えたのは、相場を読んだからではなく、**「たまたま早く始めて、ずっと持っていたから」**に過ぎません。
「安くなったら買おう」と思っているうちに、価格はさらに上がってしまうこともあります。大切なのは、今の価格に一喜一憂せず、自分の家計に響かない「ちょい投資」の範囲で、長く付き合う覚悟を持つことだと思います。
まとめ:少額でも「未来」は確実に変わる
今回は、私の「月2,000円の純金積立」が数年でどう変わったか、そのリアルな裏側をお話ししました。
改めて振り返ってみて思うのは、**「あの時、安易にでも始めておいて本当によかった」**ということです。
大切なのは「金額」よりも「時間」
もし私が「月2,000円なんて意味ない」と切り捨てていたら、今のプラス9万円の利益も、資産が3倍に育つワクワク感も経験できませんでした。
金投資に限らず、投資には「これが正解」という絶対のルールはありません。でも、**「早く始めて、長く続けること」**が、私たちのような個人投資家にとって最大の武器になることは間違いありません。
最後に
金価格が24,000円を超えた今、無理をして大きな金額を投じる必要はありません。
- 飲み代を1回分、投資に回してみる。
- 楽天ポイントの余った分で、金を100円分買ってみる。
そんな「ちょい投資」の積み重ねが、数年後のあなたを笑顔にする大きな資産に育っているかもしれません。
この記事が、あなたの「未来を変える一歩」のきっかけになれば嬉しいです。
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